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2013年6月23日日曜日

プレクシャ・メディテーション 7月開催 集中講座のご案内

日本プレクシャ・ディヤーナ協会主宰による合宿 「プレクシャ・メディテー
ション集中講座」 が7月に開催されます。入門より一歩進んだプレクシャ・
メディテーションのテクニックを詳しく学べる講座です。

今回は参加者の希望がある場合には、レベル1とレベル2の同時対応を考えてお
ります。プレクシャ・メディテーションの資格認定にも必須の講座ですので、
ぜひご参加ください。また、各レベルとも分割受講が可能です。一度に全日程
参加できない方は事務局までご相談ください。

開催日:2013年7月14日(日)~21日(日) 7泊8日
開催場所: 福島県奥会津 只見

「叶津番所」210年経った歴史ある藁葺き屋根の古民家(県指定重要文化財)
に宿泊し、隣接の 「みずなら只見ユイ道場」(新築古民家風道場) にて研修
合宿を行っています。日本のリシケシのような山と川の流れる空気の綺麗なエ
ネルギースポットです。

※集中講座を受講される方は、一度でもプレクシャ・メディテーションの講座
 を受講された方(インドの研修旅行も含む)、瞑想にご興味を持ち実践され
 た経験のある方にお勧めしています。
※最低遂行人数に満たない場合など予定がキャンセルされることがあります
 ので予めご了承ください。

参加お申込書や詳細については以下よりパンフレットをダウンロード下さい。
http://jp.preksha.com/learn/PDJ_Retreat_level2.pdf


【2013年開催予定の合宿】
・9月21日(土)~23日(月) プレクシャ・メディテーション入門合宿

セミナー詳細ページはこちらからご覧ください。
http://jp.preksha.com/learn/#seminar

ご不明な点などは協会事務局にお問い合わせください。

「坂本知忠と行くインド瞑想研修の旅」のご案内

「坂本知忠と行くインド瞑想研修の旅」
~ジャイナ教の聖地ラドヌーンで聖者と共に過ごす~
~平和と友好に満たされた感動の日々~

2013年10月18日~25日まで、プレクシャ・メディテーションを学ぶためのイン
ターナショナル瞑想キャンプがインドの聖地ラドヌーンにて開催されます。今
年は日本からもツアーを開催させていただくこととなりました。

インド・ラジャスタン州にある聖地ラドヌーンにて一週間ほどの瞑想研修に参
加し、その後ラジャスタン州の田舎町、ナゴール、キムサール、ルニ、ロヘト
等を訪ね歩きます。宮殿ホテルや大名の館を改修して創られたインドの伝統に
溢れた素敵なホテルに4泊します。他の印度ツアーでは絶対ありえない、協会
長坂本が自ら企画したディープな印度体験の旅です。

ジャイナ教の聖地ラドヌーンでの開催は珍しく、今年はテーラパンタ派の9代
目アチャリヤ、故ガナディパティ・トウルシー師の生誕100周年に当たるため、
特別に8日間のキャンプの受講料、宿泊費、食事代とインド国内移動費を無料
で招待するとのありがたい申し出がありました。どうぞ皆様のご参加を心より
お待ちしております。

旅行期日:2013年10月13日~26日(14日間)
訪問地
・デリー、ジョドプール、キムサール等
・ラドヌーン(ジャイナ教聖地にてインターナショナル瞑想キャンプ参加)

旅行の日程など詳細につきましては、下記パンフレットをご覧ください。
http://jp.preksha.com/learn/Internationalcamp_2013.pdf

旅行に関するお問い合わせは下記までご連絡ください。
株式会社スカイエフワールド
電話:03-5940-3451又は03-3946-0511 ファックス:03-3946-0512
担当者:バンダリ ラジーブ/矢島 ゆかり/加藤 大介

コラム[忍耐と無執着]

「執着しないことは物事の目標を簡単に諦めることになるから、あまり良いこ
とではない気がするのですけど?」「人間は努力や忍耐して諦めないことも必
要ですよね?諦めないことは執着ですか?」とIさんから質問された。

忍耐と無執着は人間にとってどちらも最重要な徳性です。無執着を言葉を変え
て表現するなら、こだわらない、囚われない、ひっかからない、事であると云
えます。又、他をコントロールしない、他からコントロールを受けない自由と
云う事です。

つまり、自由が漲り溢れている状態が無執着と言えます。別れる時、手放すと
きが来ているのに別れや手放すことを嫌がる心が執着心です。執着とは全ては
変化するという自然法則に逆からって、変化したくないとしがみつく不自然な
心のことを言います。

一方、仕事や藝術の表現の上でこだわりを持って取り組む必要性が時に重要視
されることがあります。藝術においては他の模倣とならず自他の違いを表現し
て新境地を開拓しなくてはならないのです。その場合は自己のスタイルにこだ
わることで藝術性が高まります。美しいものに感動することはある種の所有欲
や執着心を呼び起こすので、ジャイナ教の僧侶は感動してはいけないと言って
いますが・・・。

物作りの職人さんは同じ作業をコツコツ忍耐つよく繰り返さなければ目的は達
成されません。簡単に諦めることや立場を放棄することが出来ません。スポー
ツ選手も同じことが云えます。諦めず、努力し継続しなくてはなりません。目
標達成の為の継続的努力は必要なことです。

では無執着と努力忍耐をどのように折り合いをつければ良いのでしょうか?
それは精一杯努力し忍耐し結果を手放すことであると云えます。緊張(努力)
と弛緩(放下)の双方が溶け合っていることが本当の無執着です。努力も忍耐
も工夫もなく物事を簡単に諦めてすぐに放棄し常に目標を変えてしまうなら、
それは無執着ではなく単なる移り気、根性なしと言えるでしょう。

ヒマラヤの難しい山に登ることを考えて見てください。登山家はあらゆる周到
な準備をし、体調を整え登山を始めます。登山の途中沢山の困難に出遭います。
雪や氷河、岩壁や悪天候、標高の高さによる希薄な空気や寒さ、それらの困難
に耐え全力で努力しますが、場合によっては登山を中断せざるを得ない状況が
訪れる事があります。その時、執着しない事が良いのです。つまり結果にこだ
わらない事なのです。

努力と忍耐と継続で人間としての特性を磨いてゆき、あとは、囚われを無くし、
ひっかからず、こだわりを捨て自然法則に任せることが本当の無執着です。無
執着を実践するには無常についてとことん理解しなければ出来ません。又、因
果律を理解しないと無執着になれません。

無常が理解出来て因果律が良く解かれば無執着、無所有になれます。無所有、
無執着によって恐怖がなくなり、他に対する暴力をなくすことが出来ます。無
常と因果律の理解は瞑想によって達成されます。瞑想することは人間がより良
く生きるための基本行動です。


<著:坂本知忠>

(協会メールマガジンからの転載です)

第45回 プレクシャ・メディテーション研究会 開催のご案内

第45回定期研究会を下記のとおり開催いたします。
ふるってご出席下さいますよう、宜しくお願い申し上げます。

日時:2013年7月1日(月)19:00~21:00
場所:市民センター集会室1(地下鉄東西線「南行徳」駅から徒歩1分)

テーマ:
完全リラクセーション瞑想「カヨーウッサグ」の特徴とリラックス効果の根拠

前回は復習を兼ねてカヨーウッサグの意義を確認しました。とくに重要な点と
して、カヨーウッサグにおいては「リラクセーション」はより深い瞑想に入る
ための前段階として位置づけられていること、他の瞑想との違いは集中による
心の安定だけでなく肉体と言葉の安定(呼吸の安定を含む)も不可欠であるこ
と、身体・呼吸・言葉・心の四つの動的機能を静止してはじめて体内に存する
力(フォース)の根源とそこから放出されるエネルギーの波動(他人の波動と
の相互影響、他者とのつながり、相対的独立性(孤独でないこと)も)を認識
できること、すなわち「最大限の心の安定」のための瞑想こそがカヨーウッサ
グの本意であること、そこからはじめて「意識」の独存を自覚できること、苦
痛の根源を認識できること、肉体と心(心理)だけでなく感情や情念もコント
ロールできるようになること等が挙げられていました。

すなわちカヨーウッサグには、単なる肉体的緊張の緩和、ストレス管理以上の
効果を期待できるということです。瞑想のリラックス効果を考える場合、リラ
クセーションによる肉体的・医学生理学的な効用と瞑想レベルにおける精神的
な効果を分けて検討する必要がありそうです。今回はその両面にかかわる「意
識」との関係性に焦点を当てて、この問題を捉え直してみたいと考えています。

※参加前に必ず協会ブログページ(http://prekshajapan.blogspot.com/)を
  ご確認ください。急な連絡事項を掲載する場合があります。
※準備の都合上、出席される方は前日までに中村
  (savita.nakamura@gmail.com)までご連絡ください。ご連絡をいただかな
  いと、資料を受け取れないことがあります。
※当日参加費として1000円(非会員の方は1500円)(通信費・会場費・資料代
  等を含む)を頂戴いたします。

【今後の開催予定】
・2013年8月5日(月)19時~21時 場所:南行徳
・2013年9月2日(月)19時~21時 場所:同上

※定期研究会は、原則として、毎月第1月曜日に開催しています。